GoogleがWebサイトのHTTPS化を推進したり、常時SSLのWebサイトが急速に増加したりしている最大の理由は、ウェブのセキュリティ面を強化するのに有効だからです。

2017年までは、WebサイトのSSL化が必要なのは個人情報を収集するようなフォームが入っているページだけで構わないとされていましたが、2018年から大きく変わりました。 

「常時SSL化しているWebサイトは検索順位で優遇される」という流れを経て、「常時SSL化していないWebサイトがペナルティを受ける」という方向に舵を切り始めました。

(※常時SSL化=部分的ではなく、ウェブサイト全体にSSLを装備すること)

 

盗聴、改ざん、フィッシング、なりすましの防止

スマートフォンやタブレット端末などの急速的な普及で、駅や空港、飲食店やコンビニなどさまざまな公共の場所で、誰でも身近に公衆無線LANを利用できるようになりました。

しかし便利になった反面、これらの公衆無線LANのほとんどは、セキュリティレベルがとても低いため、悪意を持った第三者により通信を傍受されるリスクが高まります。

個人情報は、フォームに入力する名前やパスワード、クレジットカード番号だけではありません。HTTP通信時においてもcookie等のデータに閲覧履歴やログイン情報などの個人情報が盗まれる場合があります。

信頼されるSSL認証局があり、サイト運営企業に対して審査を行い、その実在性を証明(実在証明)したうえで、SSLサーバ証明書を発行する「企業認証SSL」や「EV認証SSL」、またはSSL暗号化通信だけが行える「クイック認証SSL」があります。

正規のWebサイトにSSLを導入することで、もしも閲覧するユーザーが不正なサイトへ誘導された場合、正規のWebサイトではないことを、ブラウザのアドレスバーで気がつくことができます。

 

検索順位の優遇(Google検索)

Googleは2014年8月にHTTPSをランキングシグナルに使用することを発表しました。

(※ランキングシグナル=順位付けの要因)

「httpのサイトよりhttpsのサイトの検索順位を優遇します」というものです。

また翌年の2015年12月にも、一定の条件を満たした場合、同じコンテンツであれば、HTTPのページよりもHTTPSのページを優先的に登録する仕組みを導入したことを発表しました。

Googleは、ウェブサイト運営者に対しHTTPからHTTPSへの移行を推奨するため、これらの検索エンジンにおける優遇措置をしています。

識者の間では、HTTPSのサイトは今後、「HTTPSサイトは当たり前」という時代に突入すると推測されています。

 

通信速度の向上

ウェブページの表示を高速化することができる次世代プロトコル「HTTP/2」が登場したことにより、従来の「HTTP/1.1」でHTTPS接続した場合に比べ、Webページが表示されるまでの待ち時間を短縮できるようになりました。

主要なブラウザでは、この次世代プロトコル「HTTP/2」を利用するにはHTTPS接続が必要となっているため、HTTPSのウェブページだけ「HTTP/2」を用いて表示速度を速めることができるのです。

 


常時SSLが必要な理由をご説明させていただきました。

今後も、常時SSL化は広がりを見せていくことが予想されます。

弊社では、早目の対策をおすすめしております。お気軽にご相談ください。

 


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